こんにちは。
私、ぴーちゃん。
私の彼は20歳下の30歳だ。そのためか、ときどき会話が噛み合わない時がある。
彼が「それ、どういう意味?」とか「なにそれ?」と聞いてくるたびに私は細かく説明する。
今日は彼と雨の中、傘を差しながら歩いていた。
すると、雨は止んでないのに、お日様が顔を覗かせたのだ。
「キツネの嫁入りだね~!(^.^)」と私。
彼は少しけげんそうな顔をして、「え?北海道のキツネが結婚するの?」と聞いてきた。
いやいやいや、誰も「北海道の」とは言ってない。しかも「北の国から」に出てくるキタキツネをイメージしているらしい。
あああ~そうか。私達のころは「日本昔ばなし」という素晴らしい番組があって、そこから、日本全国の土地にまつわる民話や昔話を知ったっけ。
それに、小中学校のとき、友達といるときに今日のような「お天気雨」になると、
普通に「キツネの嫁入りだね」と話したことも覚えている。
今の若者は「お天気雨=キツネの嫁入り」というイメージが無いのかもね。
先日、馴染みの美容院に行って、ジェネレーションギャップについて話していた。
すると、美容師さんの子供が先日「ママ、歳が一回り違うっていくつ違うか知ってる?」と鼻を膨らましながら聞いてきたそうな。
美容師さんは「はぁ?一回りって言ったら12歳でしょ?」というと、娘はビックリした顔で「え?知ってた?何で12年なんだろう?」と首をかしげたのだとか。
美容師さんの見解では「今の子たちってさ、会話の中で【干支はなに?】とか聞かないじゃん?だから、ピンとこないんだよね、きっと!」とのこと。
うーん、確かに。私達が当たり前のように知ってたことは、今の若い世代の人たちにはどうでもいいことになっているのかもしれない。
ちなみに私が先日、彼に「you tubeのサムネって何のこと?」と聞いたら、彼は当たり前のように「youtubeの見出しのことだよ」と教えてくれた。
へえええええ、そうなんだ。一個スッキリしたわ。
勿論、同世代もいいけど、世代の違う彼と一緒にいると、日々新しい知識が増えるので有難い。
きっと、子供を持つ親後さんたちもお子さん達から、色々な知識を吸収できているのだろう。
今日、ちょうど彼がシャワーを浴びて、真っ裸で出て来たとき、私は手にハサミを持っていた。すると彼が「僕のちょん切らないでね!」と冗談を言った。
私はそれに乗じて、彼に「阿部定事件」について教えてあげた。明治に阿部定という女性おり、彼女が独占欲のあまり、愛人のアソコをちょん切ってしまう、という話しだ。
昭和、平成には結構ドラマ化もされていたので、私の世代は意外と知っているかもしれないが、平成生まれの彼は「ひえ~~~、こわい!」とおののいていた。
最近は色んな規制があって、もうこの話しはテレビで扱われることはないのかもしれないなあ。
あれれ、えらく話しが横にそれてしまった。
とにかく、最近このジェネレーションギャップが楽しくて日々新鮮なのである。
身体の老いは時間を戻せないけど、せめて柔らかい頭のまま、日々楽しく過ごしていきたいものだ。