こんにちは。
私、ぴーちゃん。
今年に入ってから、同棲中の年下彼氏、まるちゃんが毎日機嫌が悪く、家の中の空気が最悪だった。
それで、1月の半ば頃、以前お世話になっていたカウンセラーさんに「助けてください」とメールしたところ、まるちゃんをカウンセリングしてくださることになった。
カウンセリングして頂けると聴いただけで、まるちゃんは少し落ち着いたようだった。
カウンセリングはSkypeで行われるのだが、当日、私は隣の部屋でパソコン作業をしていたので、何を話しているのかは分からなかった。
しかし、お手洗いに行くため廊下に出ると、少しだけ会話が耳に入ってきた。
「我が家にはまだ物が多いんです」
「まるさんは、特に何が気になっているんですか?」
「そうですね。テレビとか」
「そのテレビはぴーさん、観てるんですか?」
「いや、今はテレビがある部屋は僕の部屋になっているので、ぴーちゃんも観づらいみたいで、最近はほとんど観てないですね」
「それをぴーさんの部屋に移動しては?」
「いや、あのテレビはあの場所がしっくりきてるんで、移動はする必要ないかと…」
私はその会話を聞いて、「お!テレビが捨てるまでもない、とまるちゃんも分かっているようやね!」とウンウン頷きながら、
「やばい、膀胱がっ!」と、我に返りトイレに駆け込んだ。
その後の会話は分からない…。
カウセリングが終わると、彼が内容をざっと話してくれた。
年末の仕事で沢山の人と交流して、精神的ダメージを受けていたこと、
そして、カウンセリングの中で私にすぐに実施してほしいお片付けが分かったこと、などだ。
その処分対象となったのは、
●テレビ
●衣類を収納するキャビネット
●そして無印の机
の三点だった。
今のマンションは私が一人暮らししている時から住んでいるところ。そこにまるちゃんが転がり込んできて同棲が始まった。
まるちゃんの部屋はもともと私の寝室兼テレビ部屋だった。その流れで今も、少し大きめのテレビがある。
それに繋げてあるビデオデッキには沢山の録画番組が入ってるし、私が地元のケーブルテレビにうっかり出演したときの番組も入っている。
私は「せめて、それらをちゃんともう一度観てからならいいよ」と返事した。
まるちゃんも「10年前のぴーちゃん、見てみたい」と言ってくれたのだが、
「やっぱ老けたね…」とか言われたらショックだなー。
それから、キャビネットだ。ここには、布団やスーツケース、そして無印の衣装ケース4段が収納されているので、今のところ処分は難しい。
これは、おいおいということで折り合いがついた。
「じゃぁ今すぐに処分できるのは何なんだ?」というわけで、無印良品の折りたたみ机を近所のリサイクルショップに売りに行くことになった。
この机は多分10年くらい使っている。そんであまりに使い勝手がいいので、1台ずつ買い足して、現在の4台になってしまったという訳だ。
「と、いう訳だ」という言葉で簡単に片づけられるものでもないか!!?(笑)
これには、いつも冷静なカウンセラーさんも「よ、よんだいですかっっ」と声が裏返りそうになるくらい驚いていたらしい。(驚かせてすみません)
手前右側のが一番新しい机。
手前左側のが10年選手。
この二台を入れ替え、古い方を手離した。
古いのは木の色も一台だけ濃かったので、今回は処分するのにいい機会だったのかもしれない。
まるちゃんは、先日久しぶりに実家に帰った。そこには今、母方のおじいちゃんしか住んでいないそうだ。
まるちゃんは現場仕事の帰りだったので、シャワーを浴び、ついでに風呂掃除までしてきたのだとか。
さらには「使いかけの洗剤がいくつもあったから、一つだけ残してあとは全部捨ててあげたよ」と満足げに言った。
どこに行ってもお片付けばかりしている人である。
私も最初は無印の机を売るのは本意ではなかったが、今現在、無くなってみても別段困らないので、やはり処分して良かった、と思っている。
まるちゃんは、稼働していないものが家の中にあることが本当に許せない、らしい。
「使ってあげないと可哀想」と言うのだ。
最近はそんなまるちゃんの感覚がすこしずつ影響してきたのか?私も「我が家にある使ってない物は、誰かに使ってもらいたい」と思うようになってきた。
私の無印の机…。
もう誰かが買ってくれてるといいな( ;∀;)
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