アラフィフぴーちゃんのるんるん日記♪

私のとりとめのない日常を綴っております。20歳年下の彼氏とのやりとり、お片付けの話し、大好きな映画や本の話し、などなど。

Feb/26th/2020 「東京ラブストーリー」作者、柴門ふみさんに物申す!

 

 

 

 

 

こんにちは。

私、ぴーちゃん。

 

 

 

最近29年前の東京ラブストーリーを観ている。

今年の4月からこのドラマの現代版が放送されると聞いたからだ。

学生時代はこのストーリーにみんな熱狂してたっけなぁ。

 

 

先日やっとこのドラマの5話まで観終わった。

ラブストーリーなのに「キュンキュンする~♡」と思ったことがただの一度もない。

逆に「キャラクターたちの(自分の気持ちへの)嘘つきっぷりに反吐がでるわ!」という感じだ。

 

 

そこで、偉大な作者である柴門ふみさんに物申す!

あなたはこのドラマを通して視聴者に何を感じてほしかったのか?

 

一部の方は気づいているかもしれないが、こういった恋愛の仕方はもう古いのだ。

 

私達が学生の頃は教師から平気で体罰を受けていたし、部活では先輩からいじめを受け水も飲ませてもらえなかった。今思うと戦時中の軍隊の名残りみたいな?

 

それがどうだ、このIT時代。生まれてくる子供たちもハイブリッドでルックスが良くて頭もいい!みたいな子たちがたくさんいる。

今は忍耐だの努力だのに縛られずに楽しく目標を達成する術を知る若者が大勢いるのだ。

そんな中でやはり人の心はどうにもならない。そこは普遍的と言ってもいいだろう。

 

そこで!作者のあなたは、読者または視聴者にこのストーリーから何を学んでほしいと思っているのかをお聞きしたい。

 

私は第5話を観て「カンチのような自分の気持ちを言語化できない男が一番たちが悪い」と書いたが、それをちゃんとストーリ―の中で説明できていないのだ。だからこそ、視聴者はヤキモキしながら「早く次も観たい!」と思うのかもしれない。しかし、現実世界の視聴者に対して「では、どうしたら幸せになれるのか?」も伝えるべきではないのか?

 

ネタバレになるのでここには書かないが、この物語の最後は結局だれも幸せになっていない。自分の気持ちに嘘をついて好きな人の前から去ったり、何となくの流れで婚姻関係を結んでしまったり「あなたいい」のではなく「あなたいい」みたいなネガティブなハッピーエンドはとても気持ちが悪いというのをお分かりだろうか?

 

人は幸せになるために生まれてくる。そして、出来ることなら大好きな人に巡り合って寄り添って生きていきたいと思うだろう。しかし現実ではなかなかそれもままならない。だからこそ、ドラマの中で「私もこんな生き方をすれば幸せになれるかもしれない」という目標のようなキラキラした感覚を味合わせてやって欲しいのだ。

 

4月からこの東京ラブストーリーの現代版がスタートするらしいが、このままのキャラクターで作り直すなら考え直してほしい。あんな未成熟集団の影響を受けて「これが恋愛というものだ」なんて納得する被害者の若者を量産してくないからね。もしくはオリジナル版をリアルタイムで観ていた世代が「やっぱり素敵♡」なんて間違ったイメージの刷り込みを繰り返すような事も避けたいのだ。

 

ラブストーリーに正論を突きつけると成立するものも成立しない。それは分かる。しかし、一つのカップルが嘘をついて生きているとその周りの人にもその嘘が波及するということも分かって物語を書いてほしい。

 

例えばだ、お互い他に好きな人がいるのに身近で手を打ってしまったカップルがいるとする。でも、セックスはするので子供が生まれる。そして夫婦はいつまでも夫・妻以外の人を想っていると、それは子供にも分かってしまうんだよ。そして、子供は疑問を持ち始める。「うちの両親って愛し合ってないんじゃないのかな?」そして、その子供が年頃になり好きな人が出来るとする。「愛情ってどう表現すればいいのかな?」「相手からの愛情ってどうやって受け取ればいいんだろう?」その子は知らないから出来ないんだ。小さいころからの環境ってそれほど大切なんだよ。幼少期に子供の土台は出来ていくのだから。稀に親がちぐはぐでも素晴らしい精神性の子供が生まれる。でもその子は親の影響なんか関係ないほど、優れたものの見方を持って生まれた子、というだけのことである。

 

長くなってしまった。

 

つまり、こんな自分に嘘をついてばかりいる幼稚なキャラクターだらけのドラマを作って誰が喜ぶんだ?ってハナシだ。

 

私の周りにもいるんだ、苦しい恋愛ばかりしてる女性が。「もうそんな奴と別れたら?」と言っても「でも好きなんだよね」と言いながらグイっとお酒を飲み干す。

私は内心ツッコむ。「いつまで昭和引きずってツライ恋愛やってんだよ!時代は令和だぞ」と。

 

繰り返すが、私達は幸せになるために生まれてきた。だからこそ、視聴者が前向きになれるような分かりやすいキャラクターを一人くらい入れてみてはどうだろう?そうすれば、観ている側は「自分に正直な人」「自分と向き合えてない人」との違いが分かって、「だったら、自分の場合はこうするな」とシミュレーションしやすくなるのだ。これが、テレビドラマの正しい在り方かな?と思われる。

 

そういう意味では成熟したキャラクターが一人でもいるドラマはたとえバッドエンドでも観ている側は納得がいくはずだ。

 

最近の20代、30代の若者たちは私達の若いときとは違ってとてもしっかりしている。対等に話している私(アラフィフ)の方が恥ずかしくなる時がある。日本の未来は明るいな、とも思う。

 

だからこそ、若い彼らが「なるほど」と参考になるものを作り上げてほしい。そして私たち「リアル東京ラブストーリー世代」はまた嘘だらけ未成熟だらけのドラマに振り回されない様、登場人物に決してキュンキュンしたりしないでほしい。

 

 

 

 

ただし、主演の伊藤健太郎くんのルックスにキュンキュン♡するのは止めることができないと思われる。