アラフィフぴーちゃんのるんるん日記♪

私のとりとめのない日常を綴っております。20歳年下の彼氏とのやりとり、お片付けの話し、大好きな映画や本の話し、などなど。

Mar/14th/2020 「東京ラブストーリー」第9話を観てみた。

 

 

 

 

 

こんにちは。

私、ぴーちゃん。

 

 

 

 

今日も観ました東京ラブストーリー

 

一つの恋を終えて一皮むけた三上とさとみがいい仕事してたな~。

それに引きかえ、カンチとリカの学習能力の無さはどうだろう??

メインキャストのあんたらが足踏み状態でどうするんだ!

(あ、だからドラマが盛り上がるのかww)

 

という訳で、今日も彼らの突っ込みどころ満載の行動を私なりに分析してみることにする。

 

カンチ

リカにロサンゼルス転勤を勧める。止めて欲しいと思っているリカに「海外勤務はリカの夢だったんだろ?俺にはお前の人生は背負えない」と言ってしまう。はい、話しの焦点がズレてまーす。悪者になりたくないからって、ズルいでーす。

 

今回のカンチの行動で一番最低だなと思ったのはこれ。カンチがさとみとカフェでお茶をしているシーンだ。

「俺はリカに転勤を勧めることで、あいつを自由にしてやりたかったんだ」と言ってうなだれる。

するとさとみが「永尾くんのそういうとこ好きよ」と言い、二人ではにかむ。

なんじゃ、これ。さとみは心の奥底で思ったはず「しめしめ、これでリカさんと終わりそうね」と。

 

 

カンチはさぁ~結局、生粋の「優しい男ぶりっ子」なんだね。

「俺は相手の気持ちを尊重します。だからあなたが決めてください」というスタンス。

これって普通に

「リカの愛情は重いんだよ。これからもお前とやっていける自信ないから別れよう。お前はお前でロスで長年の夢を実現しろ。今まで、ありがとうな。さよなら」

って言い換えれるよね?

 

確かにカンチは恋愛経験が乏しいかもしれない。でも、人として相手を思いやる気持ちがあったらそう言ってあげるべきなんだ。「自分が誰かを傷つけた」という事実が自分の歴史の中に書き込まれるのが怖いんだよ。そうしたら、ず~っとその相手に「私はあの時あなたに傷つけられたんだからね!」と責め続けられそうでイヤなんだ。

 

そういうカンチを見て、いいアシストをしたのが今回は三上だった。やはり一つの恋愛で学んでふっきれた人は違うね!「さとみのことが気になるからリカを支えきれなくなったんだろう?自分の気持ちをリカにはっきり言ってやれよ!」とアドバイスしたのだ。ホントにその通り。

 

さて、リカの方も分析してみよう。

リカのメンヘラぶりにかなり免疫ができたはずだが、朝の6時前にカンチに電話して呼び出していたのにはビックリ。やはりお互い負担のない時間帯で話し合うのがいい。それに応じるカンチもカンチだが、自分は後ろめたいので呼び出されたら応じるしかなかったのだろう。

いくらドラマだとは言え、見ててしんどいのだ。これって私だけかな?

 

ああ、なるほど。もともとリカはメンヘラ要素はあったのだが、カンチのように素直だし、優柔不断で付け込むスキがある相手だと更にとち狂った行動をしてしまうのだね。つまりカンチがリカをおかしな女にしてしまっていると言える。

リカ、早くロスに行ったほうがいいよ。惹かれるのは解るけど、カンチはあなたをダメにするタイプの男性なんだ。

 

今回、もう一人いい仕事をした登場人物がいる。言わずもがな、さとみである。

カンチがリカと会うというのを知って「行かないで」とすがる。以前のさとみだったら「忙しいときに来てごめんね。リカさんのところに行ってあげて」と自分を抑えてそう言ったはずだ。

しかし、三上との苦い経験が彼女を強くした。さとみは自分のために、自身の正直な気持ちを優先したのだ。例えそれが誰かを傷つけることになっても。潔いではないか!カンチよりよっぽど男前やん!

 

そして、さとみとやり取りをしているうちにリカとの約束の時間になりTime Out。「もう行かない。…行けない」と断念するカンチ。さとみ、「寄り切り」で勝ち~!!

 

東京ラブストーリーが始まって中盤くらいまでは「好き」の矢印があっちこっち行ってて訳が分からなかった。しかし、学習した人間が自分の想いを大切にし始めることによってぐちゃぐちゃの関係が徐々に整理されてきた。

 

文句を言いながらも、9話まで観て来た甲斐があったというものだ(笑)

 

さて、あと残すところ2話。カンチとリカに人間としての伸びしろを感じさせてもらいたい。