アラフィフぴーちゃんのるんるん日記♪

私のとりとめのない日常を綴っております。20歳年下の彼氏とのやりとり、お片付けの話し、大好きな映画や本の話し、などなど。

Mar/22nd/2020 「いきなりマリッジ3」#最終回

 

 

 

 

 

こんにちは。

私、ぴーちゃん。

 

 

 

 

♪愛してるの言葉が~

足りないくらいに君が好き♡♪

 

この歌詞が頭の中をグルングルンしている。しかし番組の内容とだいぶ差があるのでかなりの違和感を感じた。

 

 

今回はヘアメイクアップアーティストのタケル(33)とフィットネスインストラクターのナツキ(29)のカップル。30日間の同棲の末の結婚は成立しなかった。

いや、ほとんどの視聴者も分かってたよね。

 

なのに、タケルは最後の最後まで思わせぶりな言い方でナツキの気持ちを煽った。しかも自分は最高にいい男として画面に映るように。これが番組スタッフの意図を汲んだヤラセじゃなかったら、かなりの策士だ。

 

28日目の夜、ナツキを自分のお得意のヘアメイクでドレスアップさせイタリアンレストランへディナーに出掛ける。女性側はこんなことされたら嬉しいよねぇ。しかし、タケルは言った。「(家族みたいになってしまってたけど)こういうことして、新しいナッチャンを見たら自分がどんな風に思うのかを確認してみたかった」と。ここでちゃんと「ひょっとしたら僕はNOと言うかもしれないよ」と臭わせる伏線を張ってるところが憎たらしいねぇ。完全に自分が悪者にならないようにしている。

 

それが分かるからこそ、MCの陣内も「お願い!タケルからのNOはナシよ!」と言っていたのだろう。

 

だって、ナツキが29日目の最後の夕飯中、感極まって泣いてしまったじゃん。あれは「出来たらこのまま私と結婚生活を送ってくれないかな?でもやっぱりダメかな?」という気持ちが溢れてしまった形なのではないか?ナツキは仕事中もずっと「あの時、あんな言い方しなければ良かった」とかいろいろ同棲生活を振り返って後悔・反省をしていたようだったし。

 

でも、それに対してあのタケルの発言はないわ~。「あれがあったからここまで来れたかもしれないじゃん。悪いところがあればこれから直していけばいいんだし」とか何とか。

 

またまたまた~、タケル、思ってもないことを!この言葉でナツキはまた一縷の望みがあるのかと期待してしまった。

 

そして、最終日の朝。二人は婚姻届けが置かれたテーブルの前に着いた。

 

タケルが「私から言おうか?」と言うとナツキは「えええ~?」と少しおののく。「じゃぁ、ナッチャンから行く?」と言われても「ううう」と口ごもる。

 

ナツキの中で完全に「NO」が決まってたら先攻で行ったろうに、タケルの「YES」をどこかで期待していたのだ。そしてカッコ悪くフラれたくもない。なので、先に答えを出すのをタケルに委ねた。その答えによっては自分の答えを変更できるように。

 

タケルの答えは「NO」。理由は「女性として見れない」というものだった。

 

そして、ナツキの番。彼女の答えも「NO」。彼女は「もっと高め合っていける関係が良かった」と言っていたが、実にとって付けたような理由だ。だって本当はこの関係を続けて行きたかったんだもんね。だが仕方ない。

 

 

ナツキは「今回の同棲でいろいろ学んだので、これをクリアしたらいつか結婚できる気がする」と言っていたが、果たしてそうだろうか?

 

確かに表面的には「相手に気持ちをぶつけて→話し合って仲直り」というやり取りを何度か繰り返し進歩した?ようにストーリーがまとめられた。しかしナツキは最後まで仮面を外せなかった。本心を言えないまま終わってしまったのだ。

 

ナツキは「私の答えはYESです。私はタケルと結婚したいの」と言うべきだった。そうしたら一歩前進できただろう。視聴者の前で断られるのはとても恥ずかしいが、それでも自分の気持ちを貫くという行動が出来たなら今後の生活でも自信がつく。彼女は確実に変われたはずだ。・・でも、出来なかった。

 

と、いう訳でナツキは今後も自分の本心が分からぬまま結婚への迷路をうろうろするのだろう。そして、家族や周りの人に「私の彼、どう思う?私と合うと思う?結婚に向いてると思う?」と聞きまくるのだろう。

 

最後にタケルにも少しだけ触れておく。タケルは優しい顔の仮面を被っているが、実はとてもプライドが高い。だから絶対に自分が尻に敷かれるなんて御免なのだ。ナツキからの尋問に結構腹を立てていた。だからこそ、最後の最後までナツキの気持ちを自分に向かせておいて「NO」の言葉を突きつけた。はい、復讐計画完了!みたいなね。

 

自分を守るために、その「優しくていい男のフリ」をしてるとタケルこそいいパートナーには巡り合えないだろう。でも仕事面ではファンがついて商売繁盛に繋がるいい機会になったのかもね。

 

 

自分の本当の気持ちを知って行動するというのは、とてもとても難しいこと。カッコ悪いとか恥ずかしいとか言ってるうちはダメなのだ。もちろん私を含めて。