アラフィフぴーちゃんのるんるん日記♪

私のとりとめのない日常を綴っております。20歳年下の彼氏とのやりとり、お片付けの話し、大好きな映画や本の話し、などなど。

Mar/21st/2020 「東京ラブストーリー」最終話を観てみた。

 

 

 

 

 

こんにちは。

私、ぴーちゃん。

 

 

 

 

あ~あ、とうとう東京ラブストーリーを全話観てしまった。

 

 

 

最終回直前でリカが失踪。カンチはリカが愛媛に向かったと予想し追いかける。二人は無事に愛媛で再会したのだが、リカはようやくカンチとの本当の別れに踏ん切りをつけることができたようだ。

 

3年後、カンチはさとみと結婚生活をスタートしていた。しかしリカはロサンゼルス赴任後、半年で会社を辞めてしまっていた。やっぱり失恋の痛手が大きかったのだろうね。

 

三上は大学時代からずっと気になっていたクラスメイトとめでたく結婚。よかったよかった。これで三上も落ち着きそうだ。

 

その三上の結婚式の帰り、カンチがさとみと歩いていると、前から見覚えのある女性が歩いてくる。そんな偶然ある~?リカじゃん!

 

さとみは「二人で同窓会してきたら?」とカンチに促す。さすが妻の余裕だ。

 

カンチとリカはしばし思い出話に花を咲かせる。この時カンチはリカが自分のことを「カンチ」ではなく「永尾君」と呼ぶことに少し寂しさを覚えていた。本当に女々しいねぇ、君は!

 

そしてカンチが更に女々しさ炸裂!「今何やってるんだ?」とか「〇〇さん(上司)も心配してるんだ。せめて連絡先だけでも・・」とか、最悪なのは「このあと一緒にメシでもどう?」というお誘いだ。やっぱり男ってのは別れた女がいつまでも自分の事好きだと思いたい生き物なのだな。リカ、これ怒ってもいいところだよ!

 

しかし、リカは首を横に振った。きっとまだカンチの事を忘れられないのだろう。リカに残された最後のプライドか。

 

二人の最後のシーンはデートでよく来ていた公園。二人はここでサヨナラをする。カンチとリカが逆方向へ歩き始めてからリカが立ち止まり、昔のように「カンチ!」と呼んだ。この「カンチ!」にリカのカンチへの思いが全て詰まっていたように思った。「あなたの事が今でも好き。でももうこれで終わり。さよなら」カンチもリカが以前のように呼んでくれてとても嬉しそうだった。

 

恋愛は勝ち負けではかれるものではない。しかし、この再会シーンはリカに勝って終わって欲しかった。

 

 

最後の最後までリカが「永尾君」と呼んだら、リカはカンチにとって「俺が愛した過去の女」の称号を勝ち取れただろう。

しかし「(やっぱり好きなの。だから)カンチ!」と呼んでしまったリカはこの瞬間「別れた後も俺のことを忘れられない女」という烙印を押されてしまったと言っていい。

 

つまり、

【男の恋愛に対する習性

 → 俺と付き合った女はずっと俺のことが好き!】

に、リカは自ら当てはまりに行ってしまったのだ Σ( ̄ロ ̄lll)

 

リカは押す恋愛しか知らない。だから最後までアホみたいに押した。でももしリカが少しでも成長してて「今日はずっと永尾君で通してやるんだ」と考え実行した場合、多分視聴者は不完全燃焼で終わってしまうだろう。だから敢えて、リカに「カンチ!」と言わせたのだ。

 

我々はまんまと「ああ、やっぱりリカはリカのままで、本質は変わらないんだ。これぞ、東京ラブストーリーだ」と思う。だってこのドラマの大きな流れはカンチの優柔不断リカのメンヘラ行動によって構成されたものだったのだから。

 

 

 

 

私はこのドラマで「周りに翻弄されまくる人たち」をたくさん観させてもらった。とてもドラマティックだが、自分の身を削ってばかりいると、後には何も残らない。しかし面白いもので、さとみのように「自分はこうしたい」と覚悟を持つと人はぐんっ!と強くなるし、どこからともなく助けが入ったりするものなのだ。

 

 

さ~!4月からは現代版の東京ラブストーリーが始まる!どんな風にリメイクされているのか今からとっても楽しみなのだ!