こんにちは。
私、ぴーちゃん。
私の住んでる部屋は2DKだ。寝室に使っている部屋は9.8畳。そして、魔窟の様な衣装部屋は9畳(現在絶賛お片付け中)。家賃のわりに部屋は広めだ。
今日、なぜか私はこの衣装部屋で寝ることになってしまった。
ことの発端は彼の「ぴーちゃんのイビキがうるさい」という心無い一言であった。
彼は最初「イビキなんて気にならないよ」と言っていたのに、最近になって「治したら?」とか言い出してきて、私の乙女心は非常に傷ついている。
私はあまりに腹が立って、「今日は衣装部屋で寝る!」と言って布団を移動してしまったのだ。
ところが、就寝後1時間経って。ゴホゴホと咳が出るではないか。電気を点けると床の上にちらほらホコリが見える。「きーーー!ハウスダストっつーやつか」。
私は何だか悲しい気持ちと寂しい気持ちでいつもの寝室に行った。そして彼の布団にゴソゴソと潜り込んだ。
「どうしたの?寂しくなったの?」
彼は部屋にライト式のアロマを炊いて久しぶりの空間を楽しんでいたのだ。そして、こんなことをのたまった。「ぴーちゃんが隣に移動したら、急にこの部屋が自分の部屋みたいに感じちゃってさ。アロマとかいいカンジでしょ?今日は一人で寝たいから、ぴーちゃんも自分の部屋に帰って。ね?」
おいおいおいおいおいおーーーーーーーーいっ!
(# ゚Д゚)
そこは元々私の寝室だっつーーーーーーーーのっ!!私が唯一キレイに使ってた部屋なのに、自分のもの扱いするなーーーーーーーーっ!!
確かにその寝室はオシャレなミニマリストさんが住まうような部屋に見えた。こげ茶色のテレビ台、大き目のテレビ。こげ茶色のソファ。そして、無印良品のロングチェアー。そして、彼のPCが乗っている、これまた無印の白木のデスク。
・・・アロマライトで照らすと、超おしゃれじゃん。
・・・っつーーーか、全部私のだっつーーーーーの!
すると、彼はいそいそと私の部屋に来てクイックルワイパーを掛けだした。そしてシートに付着したホコリを見せて、「これじゃぁ、咳も出るよね。今日は軽く掃除したからこれで我慢しな。それじゃぁね、お休み」と寝室に戻っていった。
な、なんじゃそれ??( ゚Д゚)ハァ?
確かに彼のおかげで我が家の日々のお片付けは順調に進んでいる。しかし、私の唯一のお気に入りの部屋から、なぜ私が追い出されなくてはいけない?
人生で起こる出来事に何も無駄はない、とは思う。きっと今日のこの悔しさも私のお片付け魂に火を着けるためのものだ。でも腹が立つ。イライラして眠れない。
先ほど、キッチンに水を飲みに行ったら、寝室に通じる扉の隙間からアロマの明りがちらりと見えて、またまた怒りが再燃した。
私のハイヤーセルフ様、守護霊様、守護天使様。私の人生ってどうしてこんなんなのでしょうね。ぜんぜん、私の思う通りにいきません。
でも、今心に誓ったのは勿論彼を見返してやることです。ほんまに腹立ちます。このままではいられません。
絶対にこの衣装部屋をキレイにして彼をギャフンと言わせてやります。どうか、お力をお貸しくださいませ。