アラフィフぴーちゃんのるんるん日記♪

私のとりとめのない日常を綴っております。20歳年下の彼氏とのやりとり、お片付けの話し、大好きな映画や本の話し、などなど。

Oct/20th/2020 何もやらない我が子の性根を叩き直す、には? ~あるエステスタッフさんの悩み~

 

 

 

 

 

こんにちは。

私、ぴーちゃん。

 

 

 

 

昨日、久しぶりにエステに行った。そこの中村さん(仮名)とはもう5年の付き合いになる。夫のガンが発覚する前、発覚した後、そして闘病中、他界、と私の激動の時期にずっと励ましてくれてた人だ。

 

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彼女もまた、若いときから波乱万丈の人生を送ってきた人で、32の時に離婚。夫は断固離婚を拒否していたため、夫が出勤中にすべて引っ越しを終わらせ、夜逃げ(昼だが)に成功。二人の子供を連れて無事に新居へ越したという。この日の為に2年かけて、夫の通帳から自分の通帳に少しずつお金を移し、へそくりを貯め、とうとう決行したのだそうな。いや、すごいね!

 

そんな彼女の現状は、23歳会社員一年目の長男と、17歳でシングルマザーになった長女(現在18歳)とその息子の4人暮らし。

 

話しを聴いていると、長男はなかなかの人格者でいつも母の味方をしてくれる頼もしい存在だ。しかし、長女は家事の一切を母親に任せ、なんなら息子の離乳食まで母親に作らせるというダメシンママの極みといった感じだ。

 

そんな妹を見て長男が、「お前が出て行かないなら、俺が出ていく。お前が出ていくなら、俺は戻ってきて母さんと住む」と言い放って、近くのアパートに引っ越してしまったらしい。

 

中村さん本人はエステの一店舗をまかされる店長で、超人気の凄腕エステティシャンだ。しかし、彼女曰く、「仕事が楽しいから全然疲れない」そうなのだが、「家に帰ると「娘の自堕落さを見るとどっと疲れるんです。それに、たまには家事を手伝ってよ、と言うと途端に機嫌が悪くなって、家の中の空気が最悪になるんで、だったら自分がやった方が気が楽、っていう感じになってしまうんですよ」と話す。

 

この話しを聴いて、ほとんどの人は「やるから、娘さんがつけあがるんじゃない?手を出さずに自分でやらせれば、母の有難みがわかるよ」と言うだろう。私も例に及ばず、「何もしてやんなきゃいいのに」と言った。すると、びっくりするような答えが返ってきた。

 

「何もやらずに家を出て職場に来た場合、(ちゃんとご飯作って食べたかな?)、子供の着替えはさせれたのかな?)とか、頭をぐるぐる回ってしまって、仕事に集中できないんですよ。だから、腹が立っても私が全部やってしまった方が時間なくて大変ですけど、気楽なんです」

 

ああ~この人は相手をダメにしちゃうタイプの人だ。元ヤンの名残りで気の強いところもあるけど、家族に対しては弱いんだなぁ、と思った。娘さんはいずれ、再婚したりするかもしれない。そのことを考えても、今から少しずつクセづけてあげた方がいいのではないか?

 

でも、一番厄介だなと思ったのはこの母親は子供たちがいつまでも自分と暮らしてくれることを心のどこかで願っているということだ。本人もそれに気付いていない。だから、娘にいつまでも甘い対応しかできないのだ。

 

やっぱり人間って、自分の本当の願いに気付かないと、行動がちぐはぐして「あれ?どうしてこうなっちゃうんだろう?」みたいなことを永遠にしがちなのだ。かく言う私もその一人。目的とか目標を定めたら、そこに行くまですべきことや方法をきちんと明確に出来た人が一番近道を行ける。

 

私から中村さんには、もちろん「あなたは実はこう思っているんですよ」なんて言わない。

 

でも、もしまた相談された時にはちらっと伝えてみようと思う。例えその時、彼女が頭を抱えてしまうとしても。