アラフィフぴーちゃんのるんるん日記♪

私のとりとめのない日常を綴っております。20歳年下の彼氏とのやりとり、お片付けの話し、大好きな映画や本の話し、などなど。

Mar/4th/2020 「出川ズイングリッシュ」で英語学習の原点を学ぶ。

 

 

 

 

 

こんにちは。

私、ぴーちゃん。

 

 

 

 

英語の勉強を始めてかれこれ3年になる。

やっとこ日常会話なら話せるようになった程度だ。

 

自分では「アラフィフの割には結構頑張ったよなぁ」なんてたまに思う。

 

しかし、上には上がいる、というか。勉強しなくてもここまで英会話をやってのけてしまう人がいると驚いた。

 

それはお笑い芸人の出川哲朗だ。

 

「世界の果てまでイッテQ」という番組の中で定期的に「出川ズイングリッシュ」というコーナーをやっている。全く英語が喋れない出川が、あるお題をもらって片言の英語でそれに辿り着けるかを検証するものだ。

 

20年くらい前は出川は「抱かれたくない男No,1」だった。もちろん私も大嫌いだった。当時ウッチャンナンチャンの人気がすごかった。私は二人のオールナイトニッポンを毎週楽しみにしていた。ウンナンは彼らの専門学校の同級生に変わり者がいるとその人物の事をよく話題にしていた。確か「男!出川哲朗!」というコーナーだったと記憶している。ラジオで聴く限り、私は「突拍子もない男がいるもんだ」と思っていた。その人がある日テレビに出てきて驚いた。ただのチンチクリンのブサイクな男だったから。そしてその何年か後「抱かれたくない男」に選出されたのだが(笑)

 

しかし、今の出川は小学生男子から憧れの存在として見られている。本人も「まさか自分が冠番組を持つ日がくるなんて!」とテレビで言っていた。きっと彼のナチュラルさやピュアさが視聴者にも浸透してきたのだろう。

 

「イッテQ」の中で出川はますます面白い芸人に成長していった。デヴィ夫人と海外に出向き過酷な状況でカレンダー撮影をしたり、わけのわからない記録に挑戦したり、とにかく体当たりでぶつかるその無様な姿が話題を呼んだ。出川のアシスタントの女の子たちは出川ガールと呼ばれている。007みたいだ。

 

その初代出川ガールの河北麻友子はNYに住んでいた帰国子女なので英語がペラペラだ。この出川ズイングリッシュは二人が英語圏の街に出掛けて行き、河北が出題→出川がそのミッションを達成するというものである。

 

先月20日の放送ではアメリカのマイアミでロケが行われていた。出川の語彙力の無さは褒められたものではないが、それでも彼の熱意は伝わるようだった。身振り手振りで現地の人に話しかけると、彼らの方が出川が何を聞こうとしているのかを必死に探るようになっていたのだ。これぞ、英会話だなぁと思った。出川も何人かの人に当たっているうちに、少しずつヒントを得て正解に近づいていく。この様子がとても面白いのだ。

 

我々はテレビの前で観ているので「こう言ったらすぐに伝わるのに~」とかヤキモキするのだが、実際現地で英会話能力がほぼゼロの状態で放り出されてごらん。あんな風にゴールに辿り着くことはほぼ不可能だと思われる。

 

つまり出川は英語を学習する能力はあまり無いのだが、コミュニケーション能力が非常に高いのだ。喋りかけられた現地の人たちも最初は「なんだコイツ?」という感じだが徐々に心を開いていく。心がオープンになると人は相手の言いたい事を察知しやすくなるのだ。

 

そうだよ!これがコミュニケーションなんだ!・・書いてて今気づいた(笑)

 

結果、出川はちゃんと「マイアミマウンテン」鉄道博物館に辿り着いている。どちらも「stone」や「choochootrain」という単語を相手から引っ張り出すことに成功して!(最初、出川はstoneが思い付かず、ずっとblockと言っていた)

 

テレビの撮影だからということもあるが、出川はとにかく積極的に話し掛け手がかりを掴んいく、その様子がすごいのだ。「お馬鹿なふりをしているだけで本当は頭がいいんじゃないのか?」とさえ思ってしまう。

 

オンラインレッスンの南アフリカの先生が言っていたが、やはり日本人は全体的にシャイな印象があるのだそうだ。海外経験のある人はそれなりに積極性をもって喋れるのだが、それ以外の人は往々にして受け身なのだとか。いやぁ、耳が痛いね(;^_^A

 

出川のオープンハートというか、ミッション達成への執念というか、彼から学ぶべきは英語学習の原点!とにかく相手に伝えようとする気合いなのだ。

 

ここのところ、少し英語の勉強をサボり気味だった私だが、いつかの旅行のときのためにまた日常会話くらいはおさらいしておこうと思った。

 

 

 

英語学習で伸び悩んでいる方は是非一度イッテQの「出川ズイングリッシュ」を観てみてほしい。きっと勇気をもらえるはずだ。