こんにちは。
私、ぴーちゃん。
今日のお片付け場所は寝室のクローゼットだった。
エステサロンを運営していた時の使い捨て紙パンツやらタオルやらエプロンやら、出るわ出るわ。新品のものはメルカリ行き決定やね。
その他にも大きな紙袋に二つに読みかけの本がわんさか入っていた!これはBOOKOFFへ持っていこう。
その時、「あ、洗濯しなきゃ」と思いヨガウェアを持って脱衣所に行った。すると彼が洗濯していたお布団の敷きパッドが二枚洗濯槽に入っていた。
「そういえば、出かけるときに洗濯機をセットしていたな」
私はその二枚を干し、自分のパジャマやヨガウェアを洗濯し始めた。
これが、彼の「ぴーちゃんがヨガから帰ったときに敷きパッドに気付いて干してくれるだろう」という考えだったというのはすぐ分かった。しかし私は彼が洗濯をまわしたのだから当然責任をもって最後まで干すのだと思っていた。
彼は「きっとやってくれるだろう」と、私に依頼する行為を省いたのだ。
私は今、相手の気持ちを察して行動することを止めようと訓練している。先回りしたり、気を利かせたりしてばかり居ると「何で私ばっかり?」と、かえってやっかいな気分になってくるからだ。
しかし、彼は年上の私に言いづらいのか?ときどき、「依頼する」ことをはしょる。今回もまさにこれだと思った。
一般的なご夫婦やカップルの方々が聞いたら「くだらない」と思うかもしれないが、性格的に特殊な私達の場合はこれをスルーしてはいけないと思った。
以下、二人のLINEでのやり取り。
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私:がんちゃん、洗濯やりっぱなしー(-_-;)
彼:あ、ごめん。
洗濯終わるまで外出しないほうが良かった?
私:さっき私がヨガに出るとき一緒に出たじゃん?
帰ってこないなら、「干しておいて」と頼んで欲しかったな
私はてっきり「私の帰宅時間に帰ってきて干すのかな?」と
思ってたから
彼:そうそう。
家を出る時に洗濯のボタンを押したから、
ぴーちゃんが帰ってくるくらいに洗濯が終わるころだと思ってたし
私:私の帰宅時間に?
彼:うん、もし早めに洗濯の時間が終わってもぴーちゃんが14時に
帰るなら大丈夫やと思ってた
私:私が干すってこと?
私は干すのを嫌がってるんじゃないの
彼:うん、僕が戻るの夕方頃やし、(ぴーちゃんが)そこらへんの
呼吸を合わせてくるかなと。
出発前にちゃんと話せば良かったね。
私:ごめんね。いつか一緒に住む練習として「言わなくてもわかる」
というのは極力避けたいの。
彼:そっか
ぴ:逆に私が「言わなくても分かるよね?」という態度をしたら
叱ってほしいです。
ランチ中に気分を悪くさせたらごめんね。
彼:そこは大丈夫!
ひとつひとつ丁寧に話していこうか(*^-^*)
私:ありがとう。また話そうね。
彼:うん(*^-^*)
とりあえず今からパソコン買ってくるね。
いや!予定を変更して帰ります。
桜を観に行きましょう。ぴーちゃん家に向かいまーす。
私:はーい\(^o^)/
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彼が逆ギレしなくてよかった。が、しかし彼は自分の怒りの沸点が何度かも分かっていないタイプ。今までの人生で我慢ばかりしてきたのでどこで怒るべきか分からないのだ。
そして、私も49年間かなり怒りを溜め込んで来た。だからこそ、一回一回相手に向き合い、その都度言いたいことや怒りを吐き出すのを徹底しようとしている。
そういう意味で、私達はともに訓練中の同志だ。私としては年上の分、リードして自分の気持ちを大切にし、相手に気持ちを伝えることを繰り返し彼に見せていっているつもり。それで彼も段々「自分の本当の気持ちを表現したくなる」といいのだが。
彼は本当は今日パソコンを買いに行きたいと思っていた。しかし、LINEのやり取りの雰囲気を見て「桜を観に行こう」と言ってくれたのだ。その優しさが嬉しかった。
こうやって気持ちを出して、ぶつかって、話し合って、いいカップルになって行きたい。
20分後、彼が帰ってきた。私達は先ほどのLINE上でのやりとりについて少し話し合い、互いに「ごめんね」と謝った。
そして、今日のお片付けの成果を彼に見てもらった。
彼は「すごいじゃん、ぴーちゃん。クローゼットの中がスッキリしてる~!寝室のテーブルも中にしまったんだね。広く感じるよ!よく頑張った~!!」と抱きしめてくれた(笑)
ほめてくれる人がいると頑張りがいもあるというものだ。
てへ(*´∀`*)
明日のお片付けは本棚の整理かな?
部屋の空気とともに私達の関係も変わっていくのが嬉しい、今日この頃である。