こんにちは。
私、ぴーちゃん。
毎日更新しようとしていたこのブログだが、昨日は体調不良のためお休みしてしまった。不覚だ。
やはり楽しく充実した生活を送るためには健康な身体があってこそなのだと再認識した一日だった。
さて、意味深な題名だが、別に私が心変わりしたとかそんな話しではない。
ダウンした私に添い寝中の彼がふいに「僕になんか直してほしいとことかない?」と聞いてきた。「じゃぁ、こういうとこ直して?」と私が要望を羅列すると彼が泣いてしまったのだ。
最初は「私の言った内容が厳し過ぎたのか?」と思った。しかし、よくよく聞いてみると、どうやら違うらしい。
ちなみに私が彼に言った要望はこんな感じ。
●私の衣装部屋に入らないで欲しい。
●勝手に物の場所を変えないで欲しい。
●「今度からこれはこの用途に使う事にしたから」などと勝手に用途変更しないで欲しい
●私が床に伏せっているときに「水を飲んだ方がいい」と枕元にペットボトルの水を2本持ってきてくれたのだが、一本は殺菌効果のあるクマザサの粉末を入れてくれた。しかし、私はお水が飲みたかった。なので、粉末を入れる前に一言聞いて欲しかった。
●たまには一人でお風呂に入らせて欲しい。
●泊まりに来る頻度を減らして欲しい。
●黒の服もたまには着させて欲しい(彼は黒の服や物を異常に嫌う)。
などなど、他にも沢山細かいことを言った気がする。しかし、頭痛薬でぼーっとしながら話していたので半分くらい忘れてしまった。
すると突然、添い寝をしてくれていた彼が泣き出した。嗚咽こそしなかったが、涙が「つつーっ」と流れるのが薄明かりでも分かった。
私は「どうしたの?私が言い過ぎた?ごめん。でも耐えきれなくなってから言うのはダメだと思って言わせてもらったんだけど、キツかった?」と彼の涙を拭いながら言った。
すると、彼は涙の理由をこんな風に話してくれた。
「僕はぴーちゃんに喜んでもらおうという一心でやってただけなのに、そんなに気分を害していたなんて、ショックだったんだ。元カノにも【良かれと思ってやってくれてるのは分かるんだけど、もう耐えられないかも】みたいなこと言われてフラれたし。他の友達にもそう言われたことある。僕は相手のことを思ってやってるのにいつも誰かの負担になってしまうんだ。誰も僕のことを分かってくれないんだ」
私はとても驚き「まるちゃん?私はまるちゃんの事が大好きだよ?ずっと一緒に居たいと思ってるよ?だからこそ、自分の要望を言わせてもらったの。だけど、それに対してYesかNoを言うのはまるちゃんでしょ?別に全部要望を飲み込む必要はないんだよ。Noの部分に対しては理由を言って、こうした方がいいと思ったからこうやったんだよ?みたいな事を言ってくれれば私も納得できるかもしれないしね?」と言った。
しかし、彼は首を横に振り「僕にNoを言えるわけないよ。だって、すでに相手に負担を掛けてしまったんだから、僕が押し付けるのをやめればいいんだ」とかなり頑なに反省し始めてしまった。
私:ちゃうちゃう。まるちゃんはすごく私の部屋の環境を整えてくれようと頑張ってくれてる。あなたにはめっちゃお掃除やお片付けの才能がある。私も尊敬してるよ?でも、この部屋の持ち主は私で、私には私のペースがあるの。だから、それに合わせてもらえると助かるんだよ。
彼:僕のペースってそんなに早い?
私:早い!早い!要るか要らないかとか、物を置く場所とか、躊躇なく決めていけるやん?多分私の2倍くらいのスピードなんだよ。それって絶対才能やん?でも、私は49年もこのペースで来てるからさ。それにまるちゃんほどの体力も無いしね。結構ひぃひぃ言いながらあなたに付いていこうと頑張ってるとこあるよ?
彼:ええっ??そんなに無理させてたんだね。
私:うん、まぁね。でも私は体力が無いからこそ、限界を感じてこうしてまるちゃんに要望を言えてるんだと思う。もし私があなたと歳が近かったら元カノみたいに「良かれと思ってやってくれてるのは分かるんだけどさ~」と若さにまかせて我慢して我慢して、我慢しまくって、自爆しちゃうと思うの。そんなのお互いに不幸だよね?今ならまるちゃんの代わりにその元カノにこう言ってやりたいよ。「だったら、キツクなる前に言わんかい」って!(笑)
彼:ありがとう(照)
私:私は本当にまるちゃんに感謝してるし、尊敬してるし、大好きだからね。一緒に居たいから改善点を話し合いたいだけだよ。変なふうに落ち込まないでね。
彼:そっか。ぴーちゃんにまで「理解してもらえないんだ」と思ったら、もうどうしていいか分からなくなっちゃって涙が出てきちゃったんだ。
私:そっか。これからも色々話し合っていこうね。宜しくね。
彼:うん。ぴーちゃん、大好き!
バファリンのおかげで片頭痛も治り、今日はこれで解散!と、なるはずがひょんな事から前向きな話し合いをすることが出来た。私たちの絆は更に深まったような気がする。
とにかく彼は「人の役に立ちたい」という願望が強いのだ。だからついつい自分の事を二の次にしてしまう傾向がある。彼の複雑な生い立ちも関係しているのだろうが、時々彼の「奉仕の姿勢」は見ていて切なくなるときがあるのだ。
それで、私はこんなことを付け加えた。
「私達は恋人だけど、同志で居たいの。今は二人でいる時間の合間に自分の事を済ませる、みたいな感じになってるけど、これじゃぁいつか行き詰まってしまうと思うんだ。だからこれからは自分のやりたい事を目いっぱい一人の空間で楽しんで、その後に二人の時間を楽しもうよ。ねっ?」
これには彼も「なるほど、いいね」と同意してくれた。
今回のことは彼がとても素直な人だから、よい話し合いが出来たのだと思う。今までの彼氏だったら平行線で終わっていただろうな。
「だったら言うんじゃなかった」とか思っていそう(笑)
そういう意味では私はとてもいい人に逢わせてもらったなぁ、と感謝しかない。
まるちゃん、ありがとうね。これからも末永く宜しくです。
(*´∀`*)