こんにちは。
私、ぴーちゃん。
最近「voicy」というラジオアプリにはまっている。
このアプリは2016年9月にサービスを開始したらしいのだが、私は最近までその存在を全く知らなかった。今では多くのインフルエンサーがパーソナリティーとして登場しており、聴取率?というかフォロワー数NO,1はキングコングの西野だ。ま、youtubeのラジオ版みたいなもんだ(審査にパスするのは必須だが)。
私もこのアプリの中で何人かお気に入りのパーソナリティがいるのだが、なかでもとても声の調子が心地いいと思った一人がKYOKO先生だ。彼女は3人の子供を育てるシングルマザーでで副業のスクールを立ち上げ今では年収1億を稼いでいるそうだ。
そんなKYOKO先生の番組の中で「何かを継続するにはどうしたらいいか?」という話しが出ていた。かくいう私も何かを始めては、いつの間にかやらなくなり、また始め、止め、というのを繰り返してきた。ずっと続いているのは英語の勉強くらいだろうか。
KYOKO先生は朝のランニングに例えてこんな風に言っていた。
「朝早起きしてランニングするというのはとてもいいことですよね。しかし、最初はいいんですが、やがて起きるのが面倒くさくなって、やらなくなる…こういう方が多いのではないでしょうか?」
ここまで聞いて、私は「自分が学生時代、早起きして500mくらい走っただけで、気持ち悪くなり、家に戻ってきて床に倒れ込んだ」という黒歴史を思い出してしまった。結局、こんなことしてたらかえって体調崩しそう!と自分の準備不足を棚にあげて1日こっきりで走るのを止めてしまったのだ。三日坊主にもならなかった。
KYOKO先生は「毎日走ろうとしなくても、とりあえず早起きして、トレーニングウェアに着替えるだけでもいいんですよ。それを毎日続けて習慣になってきたら、今度はちょっと走ってみようかな?って走ってみるとか。とにかくその行動が自然になるまで続けるのが大事」と続けた。
私はここで「あ、そうか!」と頭にランプが灯ったような感覚になった。例えば、英検を1月に受験すると考えた場合。「今日から約3か月ある。じゃぁ、びっちり計画を立てて、絶対合格に持ち込もう!」とかって自分にとって壮大なスケジュールを立てがちなのだ。今まで、そんなに勉強したことないくせに。
つまり、続かない人って自分の身の丈を知らないから、「なってみたい理想の自分になる方法」をその計画に盛り込もうする。出来るわけないじゃん、今現在そういう事が出来るスタミナが備わっていないんだから。
私は今月の10月18日に英検を受けたばかりだ。一か月前から問題集に取り組んだが、以前のようにあれもこれも!と手を出すことはしなかった。とにかく一番の基本である単語がどのくらい詰め込めて、どのくらい英文を理解できるようになっているのかを測ろう、くらいの気持ちで取り組んだのである。
すると、当初の予定よりはだいぶ勉強の進みは遅かったものの、自分に対するプレッシャーは殆どなかったので、楽しく問題集を解くことができた。試験の1週間前には、問題集に付いている模試を時間を測ってやってみた。以前より20点も上がっていたので「このやり方が合っているようだ」と確信した。
継続できない人は「意気込み過ぎ」で「自分にプレッシャー掛け過ぎ」で「継続しているかっこいい自分に憧れすぎ」なのである。継続できなくたって誰にも迷惑なんて掛けないのに。目標が「継続して、何かスキルを得た、かっこいい自分」なもんだから、続けられるわけがない。
いやぁ、自分にとっても耳がイタイ。とにかく、毎日続けるには「今日はこれをやる!」と思った半分でも1/5でもいいと思う。その事柄に関する何かに触れるだけで。毎日触れていくと、やがて免疫がつくので、それが自然になる。自然になったら、もうこっちのもんだ。あとはそれを続けるだけ!
こんな簡単なことに何で今まで気づかなかったのだろうか?しかし、こうして成功したインフルエンサーの皆さんがためになることを発信してくれるので、私のような凡人は本当に有り難い。
さてさて、今日も寝る前に英語の問題集でも解いてみるかな?たいがい解き始めると眠くなるのだが、それはそれでアリ。なぜなら、私にとってはこの「問題集に触る」ことが英語学習の継続の秘訣そのものなのだから。